2024年 興陽高校オープンスクール 造園デザイン科 結んでつくるトンボ~ロープワーク~

令和6年7月23日(火)造形実習室

 本年度もオープンスクールで本科はロープワークによるトンボの作成体験を行いました。トンボは前にしか飛ぶことができず、後ろに下がらないことから勝利を呼び込む「勝ち虫」として武士が縁起物として好んで付けていたといわれています。造園デザイン科では、柵をつくったり物を固定したりするときに縄を使います。この縄でいろいろな結び方をすることを「ロープワーク」といいます。このロープワークを生かしてトンボのアクセサリ作りを体験してもらいました。

 準備、進行、体験指導は3年生全員で取り組みました。午前、午後それぞれ2組ずつ計85名の中学3年生と一緒に楽しみました。最初はお互いぎこちない様子もありましたが、時間と共にすっかり打ち解けて会話が弾んでいました。一緒に見栄えの良いトンボになるように工夫する姿がとてもほほえましく感じられました。作成したトンボが受検生の勝利を呼び込む一助になることを祈っています。