6月 29日にファミリー稲作で、交流用水田(朝日米植え付け)に赤米と黒米を使って令和の文字を描きました。9月13日にドローンで撮影したところ、しっかりと祝令和の文字が確認できました。


6月 29日にファミリー稲作で、交流用水田(朝日米植え付け)に赤米と黒米を使って令和の文字を描きました。9月13日にドローンで撮影したところ、しっかりと祝令和の文字が確認できました。
9月10日、農業科3年生作物類型の生徒達を対象に、興陽高校の水田のリモートセンシングの結果についての説明会がありました。(株)ファームアイの山村氏より、リモートセンシングの原理や得られるデータの活用について分かりやすい解説があり、本校水田の現状を把握することができました。学校では、この結果を来年度の施肥計画等に生かします。この勉強会の様子はココをクリックすれば見られます。なお、ファームアイが、令和元年度にリモートセンシングを実施した水田の面積は、全国で3000ha、岡山県では150haと大きく増加したとのことです。
9月4日、岡山県農林水産総合センター畜産研究所で実施された家畜審査競技(肉用牛)で、興陽高校農業科1年の三宅芽依さんが個人最優秀賞を、農業科2年の吉平夏音くんが優秀賞を受賞しました。また団体の部(三宅、吉平、荒川)で最優秀賞を受賞しました。この夏、一生懸命に取り組んだことが実を結びました。
8月26日、興陽高校の水田では、ドローンによる農薬散布を農業法人「国定農産」に依頼して実施しました。本校のOBで国定農産の若手パイロットの加藤さんが、ドローン(農業用マルチローターMGー1)を操縦し、約6haに殺菌剤(モンカットラブサイド20フロアブル いもち病と紋枯病 8倍液)+ 殺虫剤(アプロード スタークル ゾル ウンカ類ツマグロヨコバイ カメムシ類 8倍液) +殺虫剤(ロムダンエア コブノメイガ ニカメイチュウ 16倍液)の混合液を散布しました。1haに掛かる時間は約10分程度、効率のよい農薬散布でした。ココをクリックするとその様子を見ることができます。なお、タブレットを使ってアグリノートに農薬散布の記録を行いました。
8月26日、農業科野菜ハウスに環境制御装置(アルスプラウトシステム)の設置とセットアップが完了しました。換気扇と温風暖房機の自動制御のみを有した雨よけハウスにこの装置を設置し、サイドカーテンや内張カーテンの自動開閉と自動潅水装置を追加することで、ハウス内の温度、湿度、日射量、土壌環境、炭酸ガス濃度を測定し、外部気象データの風情報や感雨なども考慮しながら最適な栽培管理を行うことが可能となりました。つまり簡易ハウスが、高機能のガラス温室並みの栽培管理ができる機能を持ったことになります。従来の雨よけハウスの管理作業では、経験と勘に頼ることが多く、潅水や換気のタイミングが遅れることや温度が上がり過ぎたり下がり過ぎたりすることもありましたが、最適化を進めることで篤農家レベルの栽培管理を実現できる可能性があります。しかも遠隔地からハウス内の状況をいつでも把握でき、制御することができるので複数の施設を効率よく活用することができるようになります。9月からのトマト栽培で活用していきます。※アルスプラウトシステムはワビット社とサカタのタネが共同して販売提供しているシステムです。
8月7日、学校所有のドローンMavic pro 2で本校の水田を上空から写真撮影し、コンピュータで葉色分析をしました。スカイマティックス(株)の葉色解析サービスを活用しました。
8月6日、株式会社ファームアイに依頼して興陽高校の水田を分析していただきました。ドローンを使って30m上空から特殊なカメラで撮影し、地力や生育ムラの分析を行います。1haを約8分で撮影することができます。約1時間でイネを作付けした14ha全体を撮影する予定でしたが、あいにく今日は台風の影響で途中中断することとなりました。今週中にすべての撮影を完了させ、9月にはその分析結果をいただき、今後の栽培管理に役立てる予定です。今日の様子は、ココをクリックすると見ることができます。なお、この取り組みはJA共済連の支援を受けて実施しています。
8月5日、興陽高校に最新型の田植え機がやってきました。学校で導入したのは、ISEKIの8条植え田植え機「さなえ NP80」で、GPS直進アシスト機能と可変量施肥機能を有しているのが大きな特徴です。GPSセンサーは屋根の上にあります。また、車輪にECメーターが設置されており、田植え時に土中の肥料濃度を測定し、肥料成分の多少に合わせて施肥量を調整して施肥することができます。これによって施肥量を節約することが期待できます。なお、6月28日にヰセキ中国の協力によりデモ機で行った田植えでは、20%程度の減肥効果が確認できました。来年度は、この最新型田植え機を活用して、環境に優しい農業&スマート農業を実践していきたいと思います。
8月1日、雨よけハウスにDIYで制作したアルスプラウトシステムの環境制御装置を設置しました。制御対象機器や外部気象センサーとの接続、クラウドサービスとの連携などのセットアップ作業は8月26日に実施し、9月からのトマト栽培に活用する予定です。温度・湿度、二酸化炭素濃度、日射量、土壌水分量、EC値を測定することができます。ハウスの外には外気象センサーがあり、温度・湿度、照度、感雨、風向・風量を測定することができます。