東北芸術工科大学主催の第25回全国高等学校デザイン選手権大会 「デザセン2018」に造園デザイン科3年生の3名が挑戦しています。大会のテーマは、『明日の社会を見つめ、明日の世界を創造する』で、高校生の視点で、社会や暮らしのなかから問題・課題を見つけ、解決策を分かりやすくまとめて提案します。昨年度出場した先輩に続けと今年は福祉をテーマにしたアイデアを提案します。造園デザイン科で福祉?と思われるかもしれませんが、本校ではバリアフリー庭園の設計・施工の勉強をしています。今回の提案は「心の声“スマホッとタブレット」がタイトルで、車椅子利用者を支援するためのアイデアを発表します。生徒たちは、福祉住環境コーディネーターの森本先生の講話を聞いて色々と試作したり、アンケート調査をしたりして2枚のパネルにまとめました。スマホのアプリを活用するなど高校生らしい提案です。8月末のパネル審査の挑みます。目指せ!最終審査会(o.y)
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造園デザイン科のチャレンジ
その1【生活類型 ガーデンデザインの地域への提案】宇野中学校や岡山医師会からの依頼に対し、生徒が花壇装飾のデザインを提案し、花壇作成に必要な植え込み用苗を提供する取り組みを行いました。写真は岡山医師会の花壇のデザイン画と7月末の花壇の様子です。デザイン画通りの花壇が完成しました。
その2【 第13回若年者ものづくり大会(造園の部)へ出場】造園デザインデザイン科3年生 柴崎出帆くんが 8月2日に石川県で 行われたこの大会に出場しました。制限時間内に設計図通りの庭を一人で製作する競技で、基礎的な技術とフットワークが求められます。写真は学校で練習している様子です。生徒は大きな大会に挑戦することで、また一回りレベルアップをしてくれました。
その3【デザセン2018に挑戦】造園デザイン科3年生の3名が今年もデザセン2018に挑戦します。デザセンとは全国高等学校デザイン選手権大会のことで、山形県で毎年開催されています。生徒たちは、高校生の視点で、社会や暮らしの中から課題を見つけてその解決策を提案します。8月3日、一次審査を突破した生徒たちは、次の2次審査に向けて資料作りに取り組んでいます。写真は、昨年度のパネルを参考にしながらアイデアに練り上げているところです。情報を集めて分析し、形にする、まさしくアクティブラーニングです。頑張れチャレンジャー!
興陽高校オープンスクール
7月30日(月)晴れ、幸いなことに、先日岡山県を通過した台風12号の被害も少なく、予定通り興陽高校オープンスクールを実施することができました。暑い中、346名の中学生の参加があり、中学生の皆さんは、それぞれ関心のある学科の体験メニューに真剣に取り組んでいました。また、サポート役の高校2、3年生は、日頃の学習成果を発揮して、中学生に分かりやすく説明をしてくれました。それでは、それぞれの活動の様子を以下に紹介します。
A科***農業科では、田植え機などの農業機械の運転体験、ブドウやメロン栽培の施設見学、果物の糖度測定、小動物とのふれあい体験を行いました。時折吹く風が暑さを和らげてくれました。
M科****農業機械科では、大型トラクターの運転体験、ゼロハンカーの運転の見学、エンジン分解の見学、工作機械を操作しての記念品作りが体験メニューです。ゼロハンカーの勇ましいエンジン音が印象的でした。
L科***造園デザイン科では、組みひも工芸作品作りの体験です。竹を紐でしっかりと結んで連結させるのは結構難しいのですが、中学生は一生懸命に取り組んでいました。
H科****家政科では、興陽ワッフル作り(食物)とレクレーションや壁面構成と言った保育技術、ベッドメイキングなどの介護技術について学びました。また車椅子や白杖体験にも取り組みました。テキパキと指導する高校生は実に頼もしかったです。
D科***被服デザイン科では、過去の受賞作品などを披露したファッションショーの見学、展示作品の見学があり、体験としてティッシュ入れやスパンコールフラワーなどの手芸小物作りに取り組みました。ファッションショーを見る中学生の目は、輝いていました。(o.y)
深山公園での造園実習
7月24日(火)、造園デザイン科3年生は、深山公園(玉野市田井)にて恒例の夏の造園実習を行いました。今回は、生垣の刈り込み剪定とイングリッシュガーデンへの水琴窟(すいきんくつ)の設置について、玉野市公園緑化協会所属の造園師の方の指導の下、取り組みました。さすが3年生、酷暑の中、適宜休憩や水分補給を取りながら自己管理し、丁寧な仕事、手を抜かない態度で臨んでいました。
※水琴窟とは、手水鉢(ちょうずばち)の近くの地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けのこと(ウキペディアより)
昨年度のこの時期に、イングリッシュガーデン内に作成した展示庭園もコリウスなどが元気に育っており、見所となっていました。10月の制作展まで、あと3ヶ月です。(o.y)
造園デザイン科の挑戦
7月19日、興陽高校農場の最高温度は37.9度、熱中症警報が校内で発令され、20分ごとの休憩が義務づけられました。そんな中、7月31日に開催される農業クラブ測量競技県大会 水準の部に向けて造園デザイン科の生徒3名が、吉村先生の指導の下、猛練習をしていました。
また、造園の実習庭園では、8月2日に石川県金沢市で行われる、中央職業能力開発協会主催の第13回若年者ものづくり競技大会に出場する造園デザイン科の生徒が田中先生の指導を受けて猛特訓中でした。
2号館と鯨の庭の間にある造園デザイン科の実習花壇に、NEXT100の花文字が浮かび上がってきました。花が満開になるのが楽しみです。(o.y)
造園デザイン科 検定に挑戦!
7月14日・15日、夏本番の暑い中、室内園芸装飾検定(2級・3級)と造園技能検定(3級)が興陽高校で行われ、造園デザイン科2、3年生が受検しました。
室内園芸装飾検定3級の実技試験は、アレカヤシの植え替えと規定のインドアガーデンの製作で、標準作業時間60分間(打ち切り時間80分間)内で植物の配置バランスを考えて取り組みます。
造園技能検定3級の実技試験は、1.5m×2.0mの区画内に施工図に示す竹垣製作、縁石敷設、敷石敷設、樹木植裁作業を、あらかじめ決められた仕様順序に従って、標準作業時間2時間(打ち切り時間は2時間30分)内で製作します。この時期は、気温が高いため実技試験は午前7時に始まります。生徒たちの暑さに負けずにきびきびと作業に取り組む粘り強さは、成長の証です。(o.y)
校内鑑定競技会 全国大会(鹿児島)出場を目指して
7月3日(火)、校内鑑定競技会が体育館で行われ、農業科、農業機械科、造園デザイン科の1〜3年生の全生徒が、全国大会出場を目指して競技にのぞみました。
昨年度、本校は農業クラブ全国大会の会場校として、全国の農業系高校の代表者約1000名を迎え、大会運営を担当しました。本年度は、近くで感じた全国大会レベルを目標に頑張っている生徒も多いと思います。頑張れ!興陽生
こんな問題が出ます。一問20秒 計算問題は40秒です。頭の瞬発力が求められます。
興陽高校気象観測ユニット セットアップ!
平成30年7月2日(月)11:50、興陽高校の農場に気象観測用の百葉箱を取り付け、気象観測装置として(株)セラクの「みどりBOX」を設置しました。
気温、湿度、日射量、日照時間、積算日射量などを測定し、そのデータをスマートフォンやタブレットで確認することができます。気象庁の出している5kmメッシュの予測データも見ることができます。近年温暖化の影響か気象データをしっかりと把握して農業をする必要があります。本校ではこれらのデータを水稲や露地野菜、果樹の栽培指標に活用したいと思います。なお、このシステムの良い点は、クラウドサービスを活用して、過去のデータや他の農園のデータと比較できることです。データを取り出して分析することも可能です。今後、興陽高校ではICT農業機械の勉強などスマート農業の学習を展開していきます。ライブカメラでは用水の増水状況や花の生育状況などが確認できます。気象情報を共有できるネットワークを地域農家や農業高校との間に築きたいと考えています。スマート農業の可能性に期待しています。(o.y)
記念館庭園バリアフリー化3年目の取組み
昨年度の百周年事業で整備された記念館、その周辺の庭園のバリアフリー化もその一環として取り組んでおり、今年3年目を迎えます。写真は、6月25日造園デザイン科庭園施工管理類型3年生16名の実習の様子です。最初の写真は、記念館前にみかげ石の板石を敷設しているところで、次の写真は、石積みをしているところです。通路の整備も行っており、池の周りを車椅子で回遊できるようにする予定です。なお、7月16日の海の日には、この記念館で定例茶会が行われます。(o.y)
造園デザイン科 「世界らん展日本大賞」への取組み発表!

