ふれあい動物交流

6月29日(金)、六区保育園の4歳児22名を農場に迎え、動物交流行事を行いました。企画したのは農業科3年生(畜産選択者)20名の皆さんです。最初に園児たちのために考えたふれあい動物クイズを出題し、園児たちに動物についてわかりやすく説明しました。その後、アルコールで手を消毒し、靴の裏側を消毒してから高校生が手を繋いで動物たちのところまで案内しました。

園児たちは、ウサギやヤギ、豚や羊に烏骨鶏などを近くで見たり、触ったり、エサを与えたりと大喜びでした。途中から雨が降ってくるなどのハプニングもありましたが、動物交流を無事に終了することができました。(o.y)

興陽高校&真庭高校 交流学習(田植え編)

6月27日(水)、真庭高校食品科学科2年生3名を迎え、酒米雄町米の田植えを体験していただきました。担当の興陽高校農業科作物類型3年生のサポートにより1.2ヘクタールの田植え体験です。今日はヤンマー農機から、密苗対応で省力化できる新型の田植え機を教材として提供していただき、米作りの最先端を学ぶことができました。なお、11月には田植えをした雄町米の稲刈りを体験のため2回目の交流学習を実施し、12月から来年の3月に掛けて今度は真庭高校の生徒が中心となって真庭市勝山の辻本店の御協力を得て酒造り体験をし、清酒「興陽」と「たまくせ」が出来上がります。さっぱりとした味わいで人気があり、両校のイベントとピュアリティまきびで購入することができます。この取組みは、本年度で11回目となりますが、これからも継続していきます。担当した生徒の皆さんには二十歳になって、是非この取組みを思い出しながら出来上がった清酒を味わっていただけたらと思います。(o.y)

 

スマート農業(ICT農業機械)体験学習

6月25日(月)、晴れ、午後11時の本校6号水田の気温が、水田の照り返しもあって33.4度と高い中、ヰセキ中国の方を講師に迎え、スマート農業体験学習を行いました。受講したのは農業科作物専攻2年生13名で、最初に資料で説明を聞いた後、実際に田植え機の運転を体験をしました。品種はあけぼのです。この田植え機には、GPSセンサーによる直進アシスト機能が付いており、可変施肥機能もあります。これは車輪間の電気抵抗を運転時に測定し、適正な施肥が可能です。これにより肥料の節約が期待できるとのことです。講師の方によるとこういったICTを活用することは省力化や高品質生産に繋がり、新規就農者の確保や栽培技術力の継承に寄与できるとのことです。写真の一番下は、この田植え機で実際の測定結果(作土深とEC電気伝導度)です。田植えをしながら肥料濃度を測定し、そのデータを基に施肥をする事で肥料が節約ができる仕組みです。環境にも優しく持続可能な農業のためには大切な技術です。(o.y)

農業科果樹類型 冬ブドウ「紫苑」に関する取組み発表!

    6月22日(金)岡山県学校農業クラブ主催のプロジェクト発表岡山県大会に農業科3年生7名(浅野真弥・三宅海琴・遠山愛佑菜・中山椋太・山脇千鶴・吉岡涼太・矢吹聡依)が出場し、数年前から栽培に取り組んでいる11月収穫の冬ブドウ「紫苑」の栽培研究と新しいビジネスについての発表を行いました。タイトルは、“冬ブドウ「紫苑」で新しい農業を 〜栽培技術の研究と新ビジネスの開発〜で発表時間は10分間です。
   以下発表の概要です。
本校では紫苑を平成25年に8本導入し栽培しています。私達はこのブドウの栽培を学びながらより高収入の体験型ビジネス、つまりお客さんに栽培を6月の枝管理から収穫までを定期的に体験してもらいというものです。
    その取組みをするにあたって栽培面で2つの課題をクリアする必要がありました。一つは枝が折れやすい特性にどのように対応するか、そして他の品種に散布するボルドー液(農薬)の薬液の飛散により果実が汚れるのをどのように防ぐかである。
   一つ目の課題は、芽飛びを起こした部分に枝を沿わせて補強する添え枝を行うことで解決できました。農薬の付着については薄袋又はポリ袋を使えば、果実の着色を損なうことなく防げることがわかりました。
   次に体験型ビジネスについてですが、「家族deブドウ栽培プロジェクト」と名前をつけ、チラシを配布し、参加者を募集しました。昨年度は4家族の参加があり、さいばいきかんに5回体験をしていただきました。そしてこの企画について参加者にアンケートを取って適正な参加費について算出しました。すると亜主枝当たり2万円ということでしたので市場出荷の1.5〜2倍と有利なことが分かりました。今年は、近隣の小学校に協力を頂いて第2弾の「家族deブドウ栽培プロジェクト」に取り組んでいます。現在ジベレリン処理2回目が無事終了し、ブドウの成育は順調です。
  私たちは活動を通してブドウ栽培の技術を学びました。その中で肥料や農薬散布のような数学の力が必要であったり、思わぬ学力が必要であることもわかりました。案内状を書く力、人前で説明する力、記録し考察する力など国語の力も必要です。私たちはこうした力を授業で身につけ、ブドウ栽培の技術を向上させ、いつか自分のブドウ園で新ビジネスに取り組みたいと思います。

農業科3年生全員田植え(6月20日水曜日)

説明

興陽高等学校の伝統である行事、1日かけて3haの水田を40名で植えます。
品種はヒノヒカリです。
今日の田植えの手順やポイントを朝9時からライスセンターで確認します。

 

苗の積み込み

田植機に丹精込めて育てた苗をセットします。五条田植機にみんなで協力して苗を乗せました。

植え付け

2人ペアになって田植機の運転です。補助者は苗がきちんと植えてあるか、条が曲がっていないか確認します。

 

すいすい

少し雨が降りましたが、順調に田植えが進みます。

苗の積み込み

苗床から苗を明日植え付けする水田に車に積み込み運びます。1haで180枚運びます。

記念写真

担任・副担任の先生と一緒に八条田植機の前で
写真を撮りました。いい実習ができたよ。

 

 

親子deブドウ栽培

6月16日(土)、農業科の果樹類型の生徒が主催の「親子deブドウ栽培」本年度版は、今日で3日目となりました。本校果樹園に小学生6名とその保護者(5家族) を迎え、今回はジベレリン処理2回目の作業を体験していただきました。品種は収穫時期が11月のため冬ブドウといわれる「紫苑(しえん)」です。6月2日の枝管理からスタートしたこの企画は、2、3年の果樹専攻生の指導のもと、収穫予定の11月まで続きます。ブドウが甘さを一杯ため込んで美味しくなってくれるのが楽しみです。(o.y)

羊の毛刈り

平成30年5月30日(水)

農業科3年 科目「畜産」選択者20名対象に、岡山農業公園ドイツの森の松本朝生様にお越しいただき、「羊の毛刈り」実技講習を実施しました。

モクモクの毛をまとった羊は様々な体勢にされながらも、暴れることなく、どんどん毛を刈られていきます。
羊の扱い方や毛刈りのポイントについて、丁寧に、わかりやすくご指導いただき、生徒20名全員も交代しながら毛刈りを体験しました。

ちょうど、RSKラジオの生放送でも中継していただき、インタビューも受けました。

毛刈りが済んだ羊は、これで暑い夏を迎えることができますね。すっきりしました。まるでヤギみたい??(笑)