た・ま・こ屋根復活プロジェクト(その1)

「雨で困る!」「暑い!」「屋根が必要!」という声から始まった、農業機械科の課題研究の一つの経過報告です。

昨年の台風で壊れてしまった、本校アンテナショップ「た・ま・こ」屋根の復活プロジェクトが進行中です。

3DCADを用いた図面製作から機械加工、組立などを12人のメンバーで協力して製作しています。

今後も随時、経過報告をしていく予定ですので、お楽しみに…

完成図 面取り 穴あけ 旋盤作業 現地での作業 MIG溶接 3DCADによる製図 グラインダでの研磨 鋼材へのけがき

深山公園での造園実習

7月24日(火)、造園デザイン科3年生は、深山公園(玉野市田井)にて恒例の夏の造園実習を行いました。今回は、生垣の刈り込み剪定とイングリッシュガーデンへの水琴窟(すいきんくつ)の設置について、玉野市公園緑化協会所属の造園師の方の指導の下、取り組みました。さすが3年生、酷暑の中、適宜休憩や水分補給を取りながら自己管理し、丁寧な仕事、手を抜かない態度で臨んでいました。

※水琴窟とは、手水鉢(ちょうずばち)の近くの地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けのこと(ウキペディアより)

昨年度のこの時期に、イングリッシュガーデン内に作成した展示庭園もコリウスなどが元気に育っており、見所となっていました。10月の制作展まで、あと3ヶ月です。(o.y)

第3回 アグリ・夢・みらい塾 に参加しました

7月23日(月)、岡山県青少年農林文化センター三徳園(岡山市東区竹原)で行われた「アグリ・夢・みらい塾」に農業科の生徒11名が参加しました。この会には農業経営者13名と県下の農業高校生45名と農業大学校生11名と岡大農学部の生徒2名が集い、農業の魅力や夢について語り合いました。テーマは「飛び出せ、次代の農業人!! 〜若いうちは やりたいこと 何でもできるのさ!!〜」です。(株)バイトマークの江草聡美さんの司会により、楽しく充実した会となりました。なお、この度の豪雨災害で被災したにも関わらず農業を目指す若者のために時間を作って駆けつけてくださった方の、「笑っていれば乗り越えられる」という強い言葉や農業者の皆さんが語ってくださった「岡山の農業を一緒に明るくしていこう」「農業はやり甲斐があるよ」というメッセージが、心に響きました。

楽しいクイズタイムでは、10問中6問正解で興陽高校の生徒が2名、卵娘庵のオリジナル加工品を賞品にいただきました。

参加した生徒たちは、農業の最前線で生き生きと頑張っている経営者の話を聴くことで、農業の魅力を改めて感じ、学生の時にすべきことが明確になったのではないでしょうか。農業経営者の皆さんから「学校で学ぶことに無駄はない」「社会では自分の考えをしっかりと述べることが求められる」「学生の時に勇気を持って挑戦し、視野を広げてほしい」「ここでの出会い、人とのつながりを大いに活用してほしい」「いつでも相談においで 待っている」など温かい言葉やアドバイスをいただきました。ここで築かれたネットワークが、今後も継続発展し、岡山県の農業の活性化に大きく貢献することを期待しています。(o.y)

家庭科技術検定(食物2級、被服製作(和服1級))に挑む

7月21日(土)、家庭科技術検定(食物2級)と被服製作(和服1級)の実技試験が実施されました。食物2級の課題は、「17歳男子高校生のお弁当」で、受検した家政科2年生は、作成した献立表に沿った弁当作り(制限時間50分間)に取り組みました。見栄えや基本的な調理技術などについて厳しくチェックされます。

また、被服デザイン科3年生は、和服1級の課題である浴衣製作に取り組みました。浴衣の半身を約4時間かけて縫い上げるという課題で、確実な技術の習得が評価されます。生徒たちは、これまで厳しい暑さの中、何度も 練習を重ね、身につけた技術を発揮して頑張っていました。(o.y)

 

家族でブドウ栽培 ブドウの生育は順調です!

7月21日、農業科果樹専攻生の取り組み「家族deブドウ栽培」が行われました。今回の作業は摘粒です。バランスの良い房姿になるように房あたり5〜6粒をハサミで切り取ります。農業科2、3年生が参加者にやり方を説明して、実際に作業をしてもらいます。葡萄棚の下を時おり吹き抜ける風に涼しさを感じながら、参加者(小学生と保護者)の皆さんが、真剣に取り組む姿がとても印象的でした。(o.y)

米粉マドレーヌ 大人気!

7月19日、家庭クラブ宣伝部の皆さんが、手作りの「米粉マドレーヌ」を興陽館前で販売しました。一つ50円で、米粉ならではのモチモチ感があり、原料の卵が興陽高校でお馴染みの「平飼い有精卵」なのが人気の秘密ではないでしょうか。購入した生徒の一人が、午後に行われる家庭科技術検定の筆記試験に向けての栄養補給だと言ってました。また、ダンス部も午後の部活動のためエネルギー補給するとのことです。家庭クラブの皆さん、美味しいお菓子をありがとうございました。(o.y)

 

造園デザイン科の挑戦

7月19日、興陽高校農場の最高温度は37.9度、熱中症警報が校内で発令され、20分ごとの休憩が義務づけられました。そんな中、7月31日に開催される農業クラブ測量競技県大会 水準の部に向けて造園デザイン科の生徒3名が、吉村先生の指導の下、猛練習をしていました。

また、造園の実習庭園では、8月2日に石川県金沢市で行われる、中央職業能力開発協会主催の第13回若年者ものづくり競技大会に出場する造園デザイン科の生徒が田中先生の指導を受けて猛特訓中でした。

2号館と鯨の庭の間にある造園デザイン科の実習花壇に、NEXT100の花文字が浮かび上がってきました。花が満開になるのが楽しみです。(o.y)

家庭科技術検定和服1級取得に向けて猛練習!

7月19日、5号館の被服実習室では、被服デザイン科の生徒が、砂田先生の指導の下、家庭科技術検定和服1級の実技試験に向けて猛練習をしていました。生徒たちは、みんな黙々と取り組んでおり、ひと針ひと針を積み重ねる作業に集中していました。好みの生地を使った自分のための浴衣作りでもあります。(o.y)

造園デザイン科 検定に挑戦!

7月14日・15日、夏本番の暑い中、室内園芸装飾検定(2級・3級)と造園技能検定(3級)が興陽高校で行われ、造園デザイン科2、3年生が受検しました。

室内園芸装飾検定3級の実技試験は、アレカヤシの植え替えと規定のインドアガーデンの製作で、標準作業時間60分間(打ち切り時間80分間)内で植物の配置バランスを考えて取り組みます。

造園技能検定3級の実技試験は、1.5m×2.0mの区画内に施工図に示す竹垣製作、縁石敷設、敷石敷設、樹木植裁作業を、あらかじめ決められた仕様順序に従って、標準作業時間2時間(打ち切り時間は2時間30分)内で製作します。この時期は、気温が高いため実技試験は午前7時に始まります。生徒たちの暑さに負けずにきびきびと作業に取り組む粘り強さは、成長の証です。(o.y)