家庭クラブ 西日本豪雨災害支援活動

平成31年3月4日(月)
家庭クラブ 西日本豪雨災害支援活動支援品贈呈及び現地視察
家庭クラブ本部役員12名参加

西日本豪雨災害で被災した子どもたちを笑顔にしたい。そんな思いから子どもたちが日常で使える通園バッグ、お弁当袋、コップ袋、シューズ袋、着替え袋の5種類計100点を製作して真備町へ届けに行きました。製作に携わった約50名を代表して家庭クラブ本部役員12名でまび記念病院にある保育園「ナーサリーあんど」を訪問しました。

0歳から4歳の11名の園児に出迎えられ、支援品を手渡しました。ケーキやマカロン柄の通園バックを受け取ってくれた女の子は、にこやかな笑顔で「かわいい」と言ってケーキを口に運ぶまねをし、早速自分の棚にかけて喜んでくれました。その後園児と一緒にパズルやブロックで遊び、昼食を囲んで交流しました。

午後からは現地の視察を行いました。堤防が決壊した末政川と周辺の有井地区はまだブルーシートに覆われた場所があるものの、遠目からは普通の住宅のように見えました。しかし側まで行くと基礎が剥き出しになり、1階部分の室内はどの家も柱だけでまるで生活感の無い静まりかえった地域に言葉を失いました。

視察の後はピースボート災害ボランティアセンターの方、まび記念病院理事長、保育園ナーサリーあんど園長先生から災害前日からこれまでのことについてご講演頂きました。災害当時や復興に向けての様子を教えて頂き、理事長先生は心までズタズタにされ、失ったものも多いが、人の温かさやネットワークの力など得たものもとても多いのだとお話してくださいました。
最後に倉敷市立川辺幼稚園の園長先生にも製作した支援品をお渡しして大変喜んで頂きました。

訪問した生徒たちは、子どもたちの笑顔を絶やさぬように引き続き自分達にできる活動を探していきたいと気持ちを新たにしていました。
なお、真備町訪問にあたり、サンサポートオカヤマの皆様にご支援頂きました。ありがとうございました。

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