岡山市南区浦安本町にある慈圭病院では、昨年新病棟が竣工し、約２５００㎡のスペース内に８m×８mの区画を７つ設け、興陽高校とコラボレーションしてリハビリ庭園を施工していく予定になっています。
今年度は、依頼を受けた７区画のうち１区画目の施工に取りかかりました。
病気についての勉強会を行ったり、慈圭病院を訪問して庭園をデザインするためのアンケートを実施したりして、患者さんや病院関係者の方々にとってより良い庭園を考え、病院側と協議した結果、これからの慈圭病院の歴史を刻む・庭園の時を刻んでいくという意味から、慈圭病院のシンボルマークに日時計を活かした庭園のデザインとなりました。
基礎工事からマーク、文字、日時計の施工。さらには、イワダレソウ、オタフクナンテン、タマリュウ、リュウノヒゲを用いた植栽まで行い、完成させることができました。
時には上手くいかず、やり直す場面もありましたが、互いに励まし合い私たちの思いの詰まった庭園が完成しました。
今後は、経験や思いを後輩たちに引き継ぎ、依頼されている残りの区画をひとつひとつ完成させていきたいと思います。
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