竹箒の制作 造園デザイン科3年
3年最後の文化祭なので、何か記念になるものにしたいという思いと造園科らしい取り組みが出来ないか、クラスで考えました。
 造園の実習で使用している竹箒は、ほとんど輸入品で国産の竹箒は5%ほどしかないことを知り、竹箒を作ることにしました。また、私たちが心を込めて作った箒を東日本大震災の被災地へ送ることにしました。
クラス全員の力を合わせて作業をしました。材料となる竹を切り、良い穂だけを厳選して見た目と使いやすさを重視した竹箒に仕上げました。
 
露地(茶庭)のかたすみで  庭園施工管理類型(15名)
西大寺緑化公園(10月29日)で行われた岡山市緑化推進フェアー2011に出展した作品を展示しました。
 3m×4mの空間に、曲線的に石を積み、その後ろに光悦寺垣を配置し、前には蹲いや織部灯籠を使った和風の庭にしました。
 制作でもっとも苦労した所は、曲線的に積み上げた石積みです。全員で意見を出し合い、協力して出来上がった作品です。
 
フラワーアレンジメント、クリスマスリース、ツリー、パネルの展示 生活環境類型(13名)
自らデザインを考え、作成したフラワーアレンジメントとクリスマスに向けて作成しリース・ツリーを展示しました。また、日頃行っている学習内容や課題研究の内容パネル展示し、日頃の学習の成果を発表しました。それぞれの個性が光る作品に仕上がりました。


100周年に向けての50周年記念庭園のUD・バリアフリー化 庭園施工管理類型(15名)
50周年に作成した洋風庭園の噴水周りをUD(ユニバーサルデザイン)を取り入れたデザインに改修しました。







私たち造園デザイン科2年生は2月に東京ドームで開催されます世界蘭展に作品出展します。
過去2回の実績が評価された結果、今までより一つ大きい区画(8×6m)で出展させていただけることになりました。
今回は茶庭の中にある蹲踞(つくばい)とその周りの景観を表現することにしました。一番の売りは蹲踞を地形の下った位置に据えた降蹲踞(おりつくばい)にして面白みを出すことです。
今現在、本番に向けた作品づくりをしていて、文化祭に展示したものは制作途中の作品(試作品)です。
最終的には色とりどりの蘭で美しく飾り付けるのはもちろんのこと、水の動きを作品の中に取り入れ、来場者の目にとまる印象深い作品に仕上げたいと思います。具体的には傘の先から水がしたたり落ち、それが手水鉢(ちょうずばち)の中に入るようにしたいと思います。また、待屋の軒からも水がしたたり落ちるようにしたいと思います。
みんなの力を合わせて、見る人を感動させられる作品を完成させたいと思います。




造園デザイン科1年生40名で、龍安寺垣を制作しました。長さは約50mあります。
バリアフリー庭園「まくあいの木陰」横に制作しました。

造園デザイン科 H23年度活動の様子

 
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