造園デザイン科のチャレンジ

その1【生活類型 ガーデンデザインの地域への提案】宇野中学校や岡山医師会からの依頼に対し、生徒が花壇装飾のデザインを提案し、花壇作成に必要な植え込み用苗を提供する取り組みを行いました。写真は岡山医師会の花壇のデザイン画と7月末の花壇の様子です。デザイン画通りの花壇が完成しました。

その2【 第13回若年者ものづくり大会(造園の部)へ出場】造園デザインデザイン科3年生 柴崎出帆くんが 8月2日に石川県で 行われたこの大会に出場しました。制限時間内に設計図通りの庭を一人で製作する競技で、基礎的な技術とフットワークが求められます。写真は学校で練習している様子です。生徒は大きな大会に挑戦することで、また一回りレベルアップをしてくれました。

その3【デザセン2018に挑戦】造園デザイン科3年生の3名が今年もデザセン2018に挑戦します。デザセンとは全国高等学校デザイン選手権大会のことで、山形県で毎年開催されています。生徒たちは、高校生の視点で、社会や暮らしの中から課題を見つけてその解決策を提案します。8月3日、一次審査を突破した生徒たちは、次の2次審査に向けて資料作りに取り組んでいます。写真は、昨年度のパネルを参考にしながらアイデアに練り上げているところです。情報を集めて分析し、形にする、まさしくアクティブラーニングです。頑張れチャレンジャー!

 

興陽高校オープンスクール

7月30日(月)晴れ、幸いなことに、先日岡山県を通過した台風12号の被害も少なく、予定通り興陽高校オープンスクールを実施することができました。暑い中、346名の中学生の参加があり、中学生の皆さんは、それぞれ関心のある学科の体験メニューに真剣に取り組んでいました。また、サポート役の高校2、3年生は、日頃の学習成果を発揮して、中学生に分かりやすく説明をしてくれました。それでは、それぞれの活動の様子を以下に紹介します。

A科***農業科では、田植え機などの農業機械の運転体験、ブドウやメロン栽培の施設見学、果物の糖度測定、小動物とのふれあい体験を行いました。時折吹く風が暑さを和らげてくれました。

M科****農業機械科では、大型トラクターの運転体験、ゼロハンカーの運転の見学、エンジン分解の見学、工作機械を操作しての記念品作りが体験メニューです。ゼロハンカーの勇ましいエンジン音が印象的でした。

L科***造園デザイン科では、組みひも工芸作品作りの体験です。竹を紐でしっかりと結んで連結させるのは結構難しいのですが、中学生は一生懸命に取り組んでいました。

H科****家政科では、興陽ワッフル作り(食物)とレクレーションや壁面構成と言った保育技術、ベッドメイキングなどの介護技術について学びました。また車椅子や白杖体験にも取り組みました。テキパキと指導する高校生は実に頼もしかったです。

D科***被服デザイン科では、過去の受賞作品などを披露したファッションショーの見学、展示作品の見学があり、体験としてティッシュ入れやスパンコールフラワーなどの手芸小物作りに取り組みました。ファッションショーを見る中学生の目は、輝いていました。(o.y)

熱中症予防講習会

7月27日、保健委員会主催の熱中症予防講習会が興陽館で行われ、各クラスの保健委員の生徒と各部の代表生徒を合わせて58名の生徒が参加しました。最初にパワーポイントを使って熱中症について説明をし、その後実際に部活動練習中に生徒が熱中症で倒れたことを想定しての寸劇が行われました。本年度は例年にない酷暑、決して無理をしないこと、十分な睡眠時間の確保と朝食をしっかりと食べるなどを確認し合っていました。時事川柳に「水飲んだ  心がけより 命がけ」というのがあります。活動する場合は水分補給をしっかりと行うこと、そして気温が高い時は、勇気を持って活動を控えることを学びました。(o.y)

た・ま・こ屋根復活プロジェクト(その1)

「雨で困る!」「暑い!」「屋根が必要!」という声から始まった、農業機械科の課題研究の一つの経過報告です。

昨年の台風で壊れてしまった、本校アンテナショップ「た・ま・こ」屋根の復活プロジェクトが進行中です。

3DCADを用いた図面製作から機械加工、組立などを12人のメンバーで協力して製作しています。

今後も随時、経過報告をしていく予定ですので、お楽しみに…

完成図 面取り 穴あけ 旋盤作業 現地での作業 MIG溶接 3DCADによる製図 グラインダでの研磨 鋼材へのけがき

深山公園での造園実習

7月24日(火)、造園デザイン科3年生は、深山公園(玉野市田井)にて恒例の夏の造園実習を行いました。今回は、生垣の刈り込み剪定とイングリッシュガーデンへの水琴窟(すいきんくつ)の設置について、玉野市公園緑化協会所属の造園師の方の指導の下、取り組みました。さすが3年生、酷暑の中、適宜休憩や水分補給を取りながら自己管理し、丁寧な仕事、手を抜かない態度で臨んでいました。

※水琴窟とは、手水鉢(ちょうずばち)の近くの地中に作りだした空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛けのこと(ウキペディアより)

昨年度のこの時期に、イングリッシュガーデン内に作成した展示庭園もコリウスなどが元気に育っており、見所となっていました。10月の制作展まで、あと3ヶ月です。(o.y)

第3回 アグリ・夢・みらい塾 に参加しました

7月23日(月)、岡山県青少年農林文化センター三徳園(岡山市東区竹原)で行われた「アグリ・夢・みらい塾」に農業科の生徒11名が参加しました。この会には農業経営者13名と県下の農業高校生45名と農業大学校生11名と岡大農学部の生徒2名が集い、農業の魅力や夢について語り合いました。テーマは「飛び出せ、次代の農業人!! 〜若いうちは やりたいこと 何でもできるのさ!!〜」です。(株)バイトマークの江草聡美さんの司会により、楽しく充実した会となりました。なお、この度の豪雨災害で被災したにも関わらず農業を目指す若者のために時間を作って駆けつけてくださった方の、「笑っていれば乗り越えられる」という強い言葉や農業者の皆さんが語ってくださった「岡山の農業を一緒に明るくしていこう」「農業はやり甲斐があるよ」というメッセージが、心に響きました。

楽しいクイズタイムでは、10問中6問正解で興陽高校の生徒が2名、卵娘庵のオリジナル加工品を賞品にいただきました。

参加した生徒たちは、農業の最前線で生き生きと頑張っている経営者の話を聴くことで、農業の魅力を改めて感じ、学生の時にすべきことが明確になったのではないでしょうか。農業経営者の皆さんから「学校で学ぶことに無駄はない」「社会では自分の考えをしっかりと述べることが求められる」「学生の時に勇気を持って挑戦し、視野を広げてほしい」「ここでの出会い、人とのつながりを大いに活用してほしい」「いつでも相談においで 待っている」など温かい言葉やアドバイスをいただきました。ここで築かれたネットワークが、今後も継続発展し、岡山県の農業の活性化に大きく貢献することを期待しています。(o.y)

家族でブドウ栽培 ブドウの生育は順調です!

7月21日、農業科果樹専攻生の取り組み「家族deブドウ栽培」が行われました。今回の作業は摘粒です。バランスの良い房姿になるように房あたり5〜6粒をハサミで切り取ります。農業科2、3年生が参加者にやり方を説明して、実際に作業をしてもらいます。葡萄棚の下を時おり吹き抜ける風に涼しさを感じながら、参加者(小学生と保護者)の皆さんが、真剣に取り組む姿がとても印象的でした。(o.y)

家庭科技術検定(食物2級、被服製作(和服1級))に挑む

7月21日(土)、家庭科技術検定(食物2級)と被服製作(和服1級)の実技試験が実施されました。食物2級の課題は、「17歳男子高校生のお弁当」で、受検した家政科2年生は、作成した献立表に沿った弁当作り(制限時間50分間)に取り組みました。見栄えや基本的な調理技術などについて厳しくチェックされます。

また、被服デザイン科3年生は、和服1級の課題である浴衣製作に取り組みました。浴衣の半身を約4時間かけて縫い上げるという課題で、確実な技術の習得が評価されます。生徒たちは、これまで厳しい暑さの中、何度も 練習を重ね、身につけた技術を発揮して頑張っていました。(o.y)

 

家庭科技術検定和服1級取得に向けて猛練習!

7月19日、5号館の被服実習室では、被服デザイン科の生徒が、砂田先生の指導の下、家庭科技術検定和服1級の実技試験に向けて猛練習をしていました。生徒たちは、みんな黙々と取り組んでおり、ひと針ひと針を積み重ねる作業に集中していました。好みの生地を使った自分のための浴衣作りでもあります。(o.y)

造園デザイン科の挑戦

7月19日、興陽高校農場の最高温度は37.9度、熱中症警報が校内で発令され、20分ごとの休憩が義務づけられました。そんな中、7月31日に開催される農業クラブ測量競技県大会 水準の部に向けて造園デザイン科の生徒3名が、吉村先生の指導の下、猛練習をしていました。

また、造園の実習庭園では、8月2日に石川県金沢市で行われる、中央職業能力開発協会主催の第13回若年者ものづくり競技大会に出場する造園デザイン科の生徒が田中先生の指導を受けて猛特訓中でした。

2号館と鯨の庭の間にある造園デザイン科の実習花壇に、NEXT100の花文字が浮かび上がってきました。花が満開になるのが楽しみです。(o.y)