記念館庭園バリアフリー化3年目の取組み

昨年度の百周年事業で整備された記念館、その周辺の庭園のバリアフリー化もその一環として取り組んでおり、今年3年目を迎えます。写真は、6月25日造園デザイン科庭園施工管理類型3年生16名の実習の様子です。最初の写真は、記念館前にみかげ石の板石を敷設しているところで、次の写真は、石積みをしているところです。通路の整備も行っており、池の周りを車椅子で回遊できるようにする予定です。なお、7月16日の海の日には、この記念館で定例茶会が行われます。(o.y)

スマート農業(ICT農業機械)体験学習

6月25日(月)、晴れ、午後11時の本校6号水田の気温が、水田の照り返しもあって33.4度と高い中、ヰセキ中国の方を講師に迎え、スマート農業体験学習を行いました。受講したのは農業科作物専攻2年生13名で、最初に資料で説明を聞いた後、実際に田植え機の運転を体験をしました。品種はあけぼのです。この田植え機には、GPSセンサーによる直進アシスト機能が付いており、可変施肥機能もあります。これは車輪間の電気抵抗を運転時に測定し、適正な施肥が可能です。これにより肥料の節約が期待できるとのことです。講師の方によるとこういったICTを活用することは省力化や高品質生産に繋がり、新規就農者の確保や栽培技術力の継承に寄与できるとのことです。写真の一番下は、この田植え機で実際の測定結果(作土深とEC電気伝導度)です。田植えをしながら肥料濃度を測定し、そのデータを基に施肥をする事で肥料が節約ができる仕組みです。環境にも優しく持続可能な農業のためには大切な技術です。(o.y)