農業科の実習風景の紹介です。

モモ袋かけの真っ最中
5月中頃からモモの袋掛け実習が始まっています。
3年生と2年生の果樹専攻生が1年生を指導してモモに果実袋を掛けていきます。
袋は病気や害虫の害を防ぐため、またモモの肌をきめ細かくするために、そして何より岡山独特の白いモモ「白桃」にするために掛けます。
暑い中での作業ですが上級生から下級生まで協力してモモの樹1本当たり600〜800枚の袋を手際よく掛けていきます。
早生の「日川白鳳」は7月上旬に収穫時期を迎え、販売は国道30号線から少し興陽高校側に入ったアンテナショップ「たまこ」ほかで順次行います。


 
マスカットの摘粒(粒間引き)作業


6月上旬はマスカットの摘粒作業を行っています。
ガラス温室で育てられているマスカットを理想的な形になるように、大粒になるように丁寧に残す粒を選んでいきます。
たいへん緻密な作業なので集中力が要求され、普段は明るい生徒達もこの作業に取りかかると一言もしゃべらず集中して作業しています。
本校のマスカットは生徒研究の成果ですべて種無しとなっています。
9月中旬頃には収穫予定でアンテナショップ「たまこ」他で販売します。



冬ブドウ「紫苑(しえん)」の摘粒作業


6月に入り教科「課題研究」で生徒が栽培に取り組んでいる「紫苑(しえん)」も摘粒作業に入りました。
昨年夏と冬には先進農家の見学をさせていただき説明も受けましたが、資料を参考にしながらの摘粒作業はドキドキものです。
ピオーネともマスカットととも異なる粒の着き方にとまどいながら摘粒作業を行いました。
どんな果房になるのでしょうか。
 調査する房以外の「紫苑」は11月に行われる文化祭で販売する予定です。
冬に収穫できるめずらしいブドウですので、どんな房の形になっているか楽しみです。





農業科 H27年度活動の様子
 
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